渚の交番建設、基礎鉄筋確認
現在進行中の鶴岡市加茂の「渚の交番」建設現場。工事監督業務で重要な段階確認の1つ、基礎工配筋確認検査状況です。配筋の間隔をわかりやすくするために帯尺目盛毎にカラーマーカーを入れます。工事用黒板は以前は手持ちでしたが、今はカメラにその機能がついていて便利です。配筋検査が終わったのでこれからの工程は型枠工→コンクリート打設→養生→脱型になります。天候次第ですが年内に基礎工事完了予定。
事務局長(加藤)の専門分野で鉄筋コンクリート工事の豆知識として。スラブの長辺方向に配置される鉄筋を「配力筋」といい、 短辺方向に配置される鉄筋を「主筋」といいます。主筋は引張に抵抗する鉄筋、配力筋は主筋に対して均等に応力を伝達するために主筋に直交させて配置する鉄筋です。写真上をよく見ると主筋の下に5cm角のブロックを置いてありますが、これは鉄筋の引張応力が最適化される位置(被り)を確保するためで、スペンサーブロックと言います。